グランジャポンスタッフがスペインにまつわるあれこれをお伝えするコラムコーナー。
テ・コンミエルを飲みながらのリラックスタイムのお供にいかがでしょう?

MasaのSpain is different Vol.4

 

【エル・クラシコ (El Clasico)】

 

最近スペインの国民的なスポーツはなに?と聞かれなくなりました。

近年ワールドカップ、ユーロカップ(2度)を連続で優勝したことにより、「サッカー」と知っている人も多いですが、
数年前まではあまり知られていなかったのです。
しかし、スペイン代表チームの黄金時代以前からスペインではサッカーが熱いことはこの競技のファンは知っています。
その大きな原因は「エル・クラシコ」です。

 

レアル・マドリッドのホームスタジアム「サンチアゴ ベルナベウ」


「エル・クラシコ」とはスペインの歴史上、最も繰り返された試合:
レアル・マドリードCF(レアル)対 FCバルセロナ(バルサ)。
サッカーというスポーツの枠の中、この試合は世界的に最も視聴率の高い対戦です。
毎試合、全世界で5億人の視聴者がいて、ファンも多く、スペインの経済にとても好影響のある「スポーツショー」です。

ではなぜこれほどまでこの試合は魅力的なのか?

両チームはリーガ・エスパニョーラにおいて共に2大名門クラブと呼ばれ、常に優勝を争う立場であるばかりでなく、
マドリードとバルセロナというスペインの2大都市を象徴するクラブでもあるため対抗意識が非常に強く、
試合が盛り上がる。また、ブログ2でお話ししましたような歴史的背景から独立意識の強いバルセロナにとって
マドリッドに負けることは許されなかった。

また、マドリッド、バルセロナ県外でもファンは多い。
スペイン全土でこの試合が中継されている間は外には殆ど人は歩いていなく、近所からは歓声が聞こえます。
どんな不況も忘れるほど皆この試合にのめりこみ、この日はサッカーのことしか話しません。
国民が一斉に厳しい日常から逃げる2時間です。