WEB版GRANJAPON PRESS~2016年3月15日号~

 

グランジャポンスタッフがスペインにまつわるあれこれをお伝えするコラムコーナー。
テ・コンミエルを飲みながらのリラックスタイムのお供にいかがでしょう?

Nahoのスペイン語レッスン Vol.12

¡Hola! みなさま、こんにちは!

 

¡Hola!と言えば、スペイン語を習い始めたら

真っ先に覚えるフレーズですね。

「やぁ」、「こんにちは」という意味で、一日中使える便利な表現です。

 

朝の挨拶は”buenos días”。

スペインでは昼食の時間まで”buenos días”を使います。

日本では正午近くなると午前中であっても「こんにちは」を使う人も多いですよね。

ご存じのようにスペインでは昼食の時間が午後2時~3時ですから

そんな時間まで「おはよう」を使うなんてかわってるな~、と

スペイン語を勉強し始めた頃は不思議でした。

 

でもなぜスペインでは昼食の時間が遅いのでしょう。

日中の強い日差しを避けるため?

 

そもそも、お隣のポルトガルはイギリスと同じ西ヨーロッパ時間、

スペインは本土の大部分が西ヨーロッパ時間帯内にあるのにもかかわらず

中央ヨーロッパ時間を使用しています。

 

1940年まではスペインでも西ヨーロッパ時間を使用していたそうです。

フランコ政権時代、政治的に便利だったため、

ドイツやイタリアと時間を合わせることになったのです。

 

ここで、地理上の時間(西ヨーロッパ時間)と最大2時間(サマータイム時)の時差が生じました。

急にそんなこと言われても体が順応しない、ということなのでしょうか。

今まで通りの体感時間、13時に昼食を取ると、実際は15時ということになるのです。

そんな訳で昼ご飯、夕飯、就寝時間も他のヨーロッパ諸国より遅くなっていってしまったとか。

それにしてもそれが今日ではすっかりスペインの習慣として定着していることにもびっくりです。

挨拶ひとつにしてもこんな背景があって、やっぱり面白いですね!

 

 

参考サイト(スペイン語)