WEB版GRANJAPON PRESS~2016年5月15日号~

 

グランジャポンスタッフがスペインにまつわるあれこれをお伝えするコラムコーナー。
テ・コンミエルを飲みながらのリラックスタイムのお供にいかがでしょう?

MasaのSpain is different Vol.12

【Concurs Internacional de PAELLA VALENCIANA】

皆様こんにちは!

本日はスペインの代表的なグルメ、パエリャについてお話しします。今や国内のスペインレストランには欠かせないお米料理「パエリャ」。実はスペインではそれほど、食べられていないのはご存知でしたでしょうか。

パエリャの作り方はシンプルですが時間がかかります。日本同様スペインでも年々家族の人数が減り、パエリャの調理方法や具材から、日常には入り込めません。親戚を含めた家族が集まったとき、お祝いの時に作る料理です。

もちろんレストラン・バルでは一人前のご注文はできますが、作り置きが大半で、スペイン人はそれほど注文しません。私もスペインで暮らしていた時は2か月に1回くらいあるかないかです。日本へ帰ってきてからは月に1回なのでのほうが食べています。

日常的には食べませんが、スペイン人はパエリャに誇りを持っています。パエリャ本場の地、バレンシアでは毎年9月にパエリャの世界大会が行われ、今年で56回。歴史的なコンクールといえるでしょう。

コンクール会場は、バレンシアから電車で約30分のスエカ村。スエカ村はパエリア発祥の地であるアルブフェラ湖(国立公園)に近く、スペインでも有数の米どころです。 コンクールで競われるのは、バレンシア人にとっての「The パエリア」である「バレンシア風パエリア」。野外でオレンジの薪を使用し炊き上げます。審査は公正を期すためにコンクール側が、薪・パエリア用のフライパン・食材のすべてを用意します。また審査時にはどのチームがどのパエリアを作ったかは分からないようになっています。 材料は多めに支給され、薪の使い方、サフランの量、肉や水の配分が勝負の分かれ目となります。

日本からは日本パエリア協会が主催した日本予選(豊洲パエリア)の上位3チームが出場できます。日本予選は本日豊洲で開催れ、下記チームに決定いたしました。

    1位:札幌「エル・チャテオ」
    2位:銀座「バル・ビスカ」
    3位:銀座「anocado restaurante+」

過去最近2013年には、日本人チーム(バレパエージャ&バルデゲー)が堂々4位入賞しております。2016年も年々スペイン料理のレベルが上がっている日本からの入賞に期待がかかります。